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  • 執筆者の写真日本フェアトレード委員会

日本・スリランカフレンドシップコーヒー植樹支援

2009年5月から始まる「日本・スリランカフレンドシップコーヒー植樹支援」。8月には植樹祭があります。


●日本フェアトレード委員会では、コーヒーの苗「10本当たり2000ルピー」を日本の人達から集め、貧しい村に送ります。


●日本フェアトレード委員会は、「日本人の小さいお金を出すボランティアをたくさん集めます。


●日本フェアトレード委員会の要請は、「貴団体のネットワークを通じて、チラシやパンフレットを日本に普及」してほしい。


「スリランカフレンドシップコーヒー植樹支援」のお願い
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植樹祭日程表
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◆スリランカ現地担当アシスタントマネージャーのトラニさんに「フレンドシップコーヒー植樹支援」について質問しました。◆


Q.このプロジェクトを行うきっかけを教えて下さい。

A.ピリウェラ村の人たちが貧しい事とアラビカコーヒーが栽培できる土壌だった事です。

Q.ピリウェラ村の場所、人口を教えて下さい。

A.場所は、キャンディから約35km、1時間30分位。人口:150人 家族数:36世帯 農家数:50 子供:30人です。

Q.植樹予定地はどんな所ですか?

A.村の人柄については、とても仲良し。地理的には、村に着くまで道路が舗装されている所が少なく、雨季はとても大変な所なので公共の交通機関がありません。

Q.いつ頃から植樹が始まるのか?

A.プロジェクト自体はもう始まっています。植樹は、5月の中旬を目処に進めています。

Q.植樹後、どの様な活動が行われるのか?始まるのか?

A.植樹後は、木が枯れないように管理する事。それ以外に、ウェルフェア(図書館を作ったり,子供の教育を充実させる等)に関し、自分たちのこれまでの経験を生かしたい。日本では、多くの人にサポートして欲しい。

 

植樹予定地のカルガリヒンナ地区は2009年5月から植樹が始まります。

学校法人北部学園北部幼稚園の国際協力事業の一つとして、コーヒーの木3000本分60万ルピーのお金を出します。

責任者は、清田明子氏です。


<清田明子氏からのコメント>

 2002年フェアトレード委員会が始まる以前にスリランカの青年と出会い、スリランカにわたる機会を得ました。海外旅行の経験があったものの、すべて先進国への旅でした。したがって、スリランカという島が、どのような国なのか、その名の通り社会民主主義共和国というのなら、何か民主主義の育っている国のようにも思えるし、発展途上国であるその実態が、どんなものか大変興味がありました。

 やさしい人柄、一度会ったらすべて友達という感覚、おしゃべりがとても好き、議論も好き、喧嘩のような意見交換も明日になったら、また友達感覚、仕事上では女性も男性もない、しかし家庭の女性は、常に男の前に出ることがない大変なしとやかさ・・・。いろいろ人柄について、驚きました。同時コロンボという大都会、はだしの子どもたちとの出会い、山に入っていけばいくほど、貧しい農村の風景。山の中で出会った丸太を切り出し象に運ばせていた風景など、自分の理解している生活のあり方を本当に考えさせられた最初のスリランカとの出会いでした。その後たくさんの若者たちに日本で出会いました。みんな貧困から抜け出したいという思いで、日本に出稼ぎに来ます。この6年間に空港がその国の変化ということを思わせるほど、暗い空港から明るい空港に変わっても行きました。

 私はそんな青年たちが、みんな異国に出てしまったら、「その国の青年が、国をつくっていくのに人材が流出してしまうのだな~」と少しばかり心配になりました。そんなとき、大きな津波がスリランカを襲いました。2005年1月正月3日間熊本の街頭に立ち募金活動をしました。でもそれは一時の支援にしかならず、自らの国の産業おこしこそ大切な支援であるという確信を持ちました。心ある支援者が「孤児の生活への寄付」など継続して進めていくことも大切です。私たちはもっと根本的解決の姿を同時に探らなくてはと思いました。そしてこのフェアトレード委員会への立ち上がりにつながりました。その最初の時期に深くかかわりスリランカを大好きになり、今でも年数回出かけている私です。そして、やっと「おいしいコーヒー」にたどりつき、本当に感動しています。次はこれを世界中に売るシステムをナチュラルコーヒーと協力して進めていくことではないかと思っているところです。そのためにコーヒーの木を貧しい農村の皆さんと育てることと思っています。そのための援助の一助にと、新しい農園構想の最初の一歩に私の小さなお金を使っていただきたいと第1号として申し出ました。5月ごろ植樹するとき、私もまた出かけていきたい、そして合わせて幼児教育への共同の取り組みもゆっくり進めていきたいものと、還暦の時間を過ごしたいと思っているところです。[熊本・幼稚園園長 清田]

 

植樹予定地(ピリウェラ村)の写真(乾季が終わる3月に入ってから整地を始める予定。)

ピリウェラ村は、ラヴァナゴダ村から北西の方に直線距離で約10kmの所にあります。時間は40~45分位です。

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