現在進行中の活動内容をご紹介します。
JICA・草の根技術協力事業 
 >>JICA草の根技術協力事業とは?(外部サイト)
 >>事業概要(外部サイト)
日本フェアトレード委員会はJICA草の根支援事業申請を2007年5月に行いました。
日本フェアトレード委員会のスリランカのコットマレー農村開発がJICA草の根支援事業の19年度事業として選ばれました。この「草の根支援事業」は、下記(JICAホームページから抜粋)のような途上国の人々の生活改善や生計の向上を目的とします。そして、村人の自主的活動を通して、地域コミュニティ開発の協力を行っていくものです。
草の根技術協力事業は、日本のNGO、大学、地方自治体、及び公益法人の団体等がこれまでに培ってきた経験や技術を活かして企画した、途上国への協力活動をJICAが支援し、共同で実施する事業です。
具体的には、JICAが提案団体による主体的な活動の提案を審査し、政府開発援助(ODA)による実施が妥当であると認める提案について、承認した活動計画に基づき、その事業を支援するものです。
コットマレー地域の小農民によるアラビカ・フェアトレード・コーヒー栽培のコミュニティ開発
The development of community among the farmers who have small-scaled cultivated area in Kottomale by growing Arabica coffee fair trade.
開発途上国の人々の生活改善・生計向上に直接役立つ分野で、草の根レベルのきめ細やかな活動が行われる事業を対象とします。例として、次のような分野での事業が挙げられます。
●コミュニティ開発(農・山・漁村等の開発を含む)
●社会的弱者支援(高齢者・障害者・児童・女性・難民等支援等)
●ジェンダー平等推進(法識字教育、女性に対する暴力防止・対応支援等)
●保健医療(地域保健、母子保健、公衆衛生、栄養改善、プライマリヘルスケア、リプロダクティブヘルス、HIV/AIDS等)
●所得向上支援(伝統産業振興、住民組織化等)
●人材育成(教員養成、識字教育、ノンフォーマル教育、初等教育環境改善、職業訓練等)
●自然資源の持続的利用(荒廃地回復、森林・水産資源管理等)
また、草の根技術協力事業では、人を介した「技術協力」であること、開発途上国の人々の生活改善・生計向上に直接役立つ保健や教育といった基礎的な生活分野であること、日本の市民に対して国際協力への理解・参加を促す機会となること、の3点を特に重視します。(※JICAサイトより引用)
下記は日本フェアトレード委員会からJICAへ提案したの事業計画概要です。このページでは、JICAフェアトレードプロジェクトと言っていますが、正式な事業名は「コットマレー地域の小農民によるアラビアカコーヒーのコミュニティ開発です。この地域は文字通り、小さい農家だけの村落です。お店は山から下って買い物に行かなければなりません。この地域の農民に提案概要でわかるように、技術の援助や農民の自主的な活動のために、さまざまな援助を行ってまいります。
 対象国名
スリランカ
 事業名
コットマレー地域の小農民によるアラビカフェアトレードコーヒー栽培のコミニュニティ開発
 事業の背景と必要性
コットマレー地域は、スリランカの中央、標高1000M以上の山岳地帯に位置し、年収は一世帯平均2万ルピー(=22,000円)であり、現金収入の少ない貧困地域である。この一帯はコーヒーの栽培適地として考えられ、高品質で希少価値の高い生産地として期待されている。
この点に現地政府機関である農業省農業輸出局も着目し、これまで農業指導者たちは、農業改良普及の方法としてコーヒー生産、とりわけアラビカ種の普及に力を入れてきた。しかし、コットマレー地区のラヴァナゴダ村(標高1000m 580人 164世帯)におけるコーヒー生産高は年間18,000kgであるが、低価格のロブスター種(インスタント原料向け)が中心であるため、コーヒー増産への意欲に欠き新しい技術導入がしにくい状況にある。
主な問題点は、コーヒーの品質にとって最も重要な収穫技術や乾燥・調整法にあり、この問題を解決して住民の生産意欲を向上させるには、農業改良普及員による組織的な技術指導を行うことが求められている。
 事業の目的
コーヒー豆の選別と乾燥・調整に必要な資機材が整い、アラビカ種の生産環境と体制が整う。
 対象地域
コットマレー地域のラヴァナゴダ村
 受益者層(ターゲットグループ)
コットマレー地域ラヴァナゴダ村のコーヒー栽培農家を中心とする村民
 活動及び期待される効果
1. コーヒー種栽培に関するセミナー開催を通して、アラビカ種コーヒー生産の有利さへの理解が広まる。
2. 輸出適合豆の生産技術を定着する技術講習の開催を通して、豆の適切な収穫・乾燥・皮むき技術が向上する。
3. 選別と乾燥・調整に必要な資機材の整備を通して、輸出適合豆の品質が均質に確保される。
4. 事業推進主体となる現地プロジェクト委員会の結成を通して、地域的な生産ネットワークづくりが促進する。
5. 試験輸出のためにスリランカ及び日本での体制を整え、スリランカコーヒーとしてプロジェクトコーヒーが試験的に輸出される。
 実施期間
2007年9月〜2010年3月(2年6カ月)

 実施体制
プロジェクトマネージャーの管理の下、当団体に国内調整員と、コーヒー技術やマーケット専門員から成る実施グループを配置し、各担当者が必要に応じて現地に出張し活動する。また、セミナーや研修の講師として、熊本市、大学、市民等の支援を受ける。
現地では、現地調整員を雇用し、専用の事務所を借り上げ常時配置する。各活動は、現地農業輸出局、生産組合(DEHEMI Farmers Organization)、および対象地域の農民等の協力を得て、日本人と現地人スタッフが共同で実施。
ただいま、上記の通り、スリランカ・コットマレー地域の小農民によるアラビカフェアトレードコーヒー栽培のコミニュニティ開発 プロジェクト進行中です。(2008年現在)

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